なぜ警察から電話がかかってくるのでしょうか?

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警察から電話がかかってくる理由には、落とし物の連絡、事件や事故に関する事情確認、参考人としての協力依頼などがあります。一方で、警察を装った詐欺電話もあるため、相手の所属や氏名を確認し、不安な場合は警察署の公式代表番号へかけ直して確認することが大切です。
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なぜ警察から電話がかかってくるのでしょうか?主な理由と詐欺電話の見分け方

着信時になぜ警察から電話がかかってくるのかを把握することは重要です。詐欺被害を防ぎ、法的な権利を適切に保護するために役立ちます。自身の安全を確保するために、常に公式な情報を確認してください。

警察から電話がかかってくる主な3つの理由

警察から電話がかかってくる主な理由は、落とし物の連絡、事件や事故の参考人としての事情聴取、または犯罪の疑いに関する出頭要請です。しかし、警察官を装った詐欺電話の可能性も十分にあります。

ほとんどの人は、着信画面に「警察署」と表示されただけでなぜ警察から電話がかかってくるのかとパニックに陥ります。しかし、相手が本物の警察かどうかを一瞬で見抜くために、絶対に聞くべき「ある特定の質問」があります - この答えについては、後述の詐欺対策のセクションで詳しく解説します。

最も多いのは「落とし物」の連絡

日常生活の中で最も一般的な理由は、財布や免許証などの遺失物に関する連絡です。毎年約2800万件の落とし物が警察に届けられており、そのうちかなりの割合が持ち主の元へ返還されています。

あなたが数日前に立ち寄ったコンビニで落としたクレジットカードが、親切な誰かによって交番に届けられたのかもしれません。免許証や保険証など、身元がわかるものと一緒に落としていれば、警察はデータベースからあなたの連絡先を割り出して電話をかけてきます。

正直なところ、私も経験があります。

以前、地元の警察署からの不在着信を見て血の気が引いたことがあります。何かスピード違反でもしただろうかと2時間ほど真剣に悩みましたが、折り返してみると、スーパーのカートに置き忘れたエコバッグが届いただけでした。過度な心配は無用です。

事件の目撃者や参考人としての協力依頼

交通トラブルや近隣での事件について、目撃者として話を聞きたいというケースもあります。あなたの車のドライブレコーダーに、逃走した車両が映っている可能性があるため映像の提供を求められることもあります。

これはあくまで任意の「協力のお願い」であり、あなた自身が疑われているわけではありません。

恐怖心を利用する「警察騙り詐欺」の手口

ここからが非常に重要な話です。警察からの電話 - 特にあなたを不自然に焦らせるような内容 - は、特殊詐欺の入り口である可能性が極めて高いです。

警察を騙る特殊詐欺の被害額は、年間約300億円規模で推移しています。犯人は非常に巧妙で、「あなたの銀行口座がマネーロンダリングに使われています」「逮捕された犯人があなたの名簿を持っていました」などと不安を煽ります。約80%のケースで、犯人はこのような口座や個人情報に関するフレーズを使用してターゲットをパニックに陥れます。

決して信じないでください。

先ほど触れた、警察からの電話の詐欺の見分け方として、相手が本物か見抜くための特定の質問。それは「所属部署、フルネーム、そして内線番号を教えてください。代表番号からかけ直します」と伝えることです。

インターネットで検索すれば警察署の電話番号はすぐに出てきますし、そもそも本物の警察官であれば市民が詐欺を警戒して一旦電話を切り公式の代表番号からかけ直すという防犯上の正しい行動を拒否するはずがありませんから、もし相手が「今すぐこのまま話を聞いてください」と怒り出したり急かしてきたりしたら、その時点で詐欺だと判断して間違いありません。

現実には、本物の警察が電話口で暗証番号を聞き出したり、指定の口座へ現金を振り込ませたりすることは100%ありません。お金の話が出た瞬間、無言で電話を切ってください

警察からの着信を無視し続けるとどうなるのか?

「面倒だから」「何だか怖いから」という理由で警察からの電話を無視し続けるのは、かなり危険な選択です。もしあなたに本当に何らかの容疑がかかっている場合、逃亡や証拠隠滅の恐れがあると判断され、最悪の場合は逮捕状が請求されるリスクがあります。

単なる参考人としての呼び出しや落とし物の連絡であっても、何度も無視をすれば直接自宅や職場に警察官が訪問してくる可能性があります。

逃げないでください。

やましいことがないなら、堂々と対応すれば数分で終わる話です。逆に放置することで、事態が不必要に深刻化することだけは避けなければなりません。

家族のトラブルの可能性も

もう一つの可能性として、あなたの家族が事故に巻き込まれたり、何らかの事件を起こしたりした際の緊急連絡であるケースもあります。交通事故の負傷者の約30%は、搬送直後に家族への連絡が必要になります。このような重要な連絡を見逃さないためにも、着信の確認は必須です。

不在着信があった場合の正しい折り返し方

着信履歴に警察署らしき番号があった場合、警察署からの着信 なぜかと不安になるかもしれませんが、どうすべきでしょうか?まずはインターネットでその電話番号を検索し、実在する警察署の公式番号か確認します。

深呼吸しましょう。

警察から電話 かけ直し方の基本として、公式の番号であることがわかったら、落ち着いて折り返します。オペレーターが出たら「〇時頃にそちらから着信があったのですが、担当部署をお願いします」と伝えます。誰からの着信かわからなくても、内部で電話番号から担当部署を調べてつないでくれることがほとんどです。

さらに安全を確保するために、警察官が本物かどうかを確認する方法は?についても併せてご確認ください。

本物の警察からの電話 vs 詐欺電話の見分け方

パニック状態では冷静な判断が難しくなります。以下の基準を事前に知っておくことで、詐欺被害を未然に防ぐことができます。

本物の警察からの着信

  • 落とし物や事情聴取など、用件を端的に伝え、不必要に不安を煽らない
  • 電話口で口座番号や暗証番号を聞くことは絶対にない
  • 「代表番号からかけ直します」という提案を歓迎し、対応してくれる
  • 「〇〇警察署、〇〇課の〇〇(フルネーム)です」と明確に名乗り、内線番号も答える

警察を装った詐欺電話(注意)

  • 「あなたが容疑者になっている」とパニックを誘うような言葉を繰り返す
  • 「口座が凍結される」「預金を保護する」とお金やカードの話に誘導する
  • 「今すぐ手続きが必要です」「切ると逮捕されます」と急かし、切断を阻む
  • 「警視庁の者です」などと大雑把に名乗り、名前や内線をごまかす
相手がどれほど警察官らしい言葉遣いをしていても、お金やキャッシュカードの話が出た時点で100%詐欺です。迷った時は「一旦切って自分で調べた番号にかけ直す」というルールを徹底してください。

詐欺の罠から抜け出した田中さんの事例

都内のIT企業に勤める35歳の田中さんは、ある日の仕事中、スマートフォンに見知らぬ固定電話からの着信を受けました。電話に出ると「警視庁捜査二課の者ですが、あなたの銀行口座が詐欺事件に利用されています」と厳格な声で告げられました。

田中さんは激しく動揺しました。相手は彼の名前や住所の一部を正確に読み上げ、本物の警察官だと完全に信じ込んでしまいました。指示されるがまま、ネットバンキングのログイン画面を開き、暗証番号を入力しそうになりました。後から振り返ると、心臓が早鐘のように鳴り、手が震えていたと言います。

しかし、パスワードを入力する直前で「念のため口座の資金を安全な別口座に移します」という相手の言葉に強烈な違和感を覚えました。彼は震える声で「一度電話を切って、警視庁の代表番号からかけ直します」と伝えました。すると、それまで丁寧だった相手が突然「今すぐやらないと逮捕するぞ!」と声を荒らげたのです。

そこで詐欺だと確信した田中さんは即座に通話を切断しました。後に地元の警察署に相談したところ、全く同じ手口の特殊詐欺が多発していることが判明しました。パニック状態でも、一旦深呼吸して公式ルートで確認することの重要性を痛感した出来事でした。

よくある質問

本当に警察からの電話かどうかわからず不安です。

着信画面の番号をインターネットで検索し、実在する警察署の公式番号か確認してください。公式番号であっても発信元を偽装している可能性があるため、一度電話を切り、自分で調べた代表番号にかけ直すのが最も確実な防衛策です。

自分が何か事件の容疑者になっているのではないかと怖いです。

身に覚えがないのであれば、過度に恐れる必要はありません。大半は落とし物の連絡や、近隣で起きたトラブルの参考人としての協力依頼です。落ち着いて要件を聞き、堂々と対応してください。

特殊詐欺の手口に騙されないか心配です。

本物の警察が電話口でキャッシュカードの暗証番号を聞いたり、現金の振り込みを要求したりすることは絶対にありません。お金や銀行口座の話が出たら、どんなに相手が警察官らしくても即座に通話を切ってください。

電話に出られなかった場合、どのように折り返せばよいかわからない。

インターネットで検索した警察署の公式代表番号へかけ直してください。オペレーターが出たら「〇時頃に着信があったのですが、担当部署をお願いします」と伝えます。自分の名前と電話番号を伝えれば、内部で確認して担当者につないでもらえます。

包括的なまとめ

慌てず要件と担当者を確認する

着信があってもパニックにならず、まずは相手の所属部署、フルネーム、そして具体的な要件を冷静にメモしましょう。

お金の話は100%詐欺と判断する

警察が電話で暗証番号を聞き出したり、現金の振り込みを指示したりすることは絶対にありません。口座の話題が出た時点で詐欺です。

一旦切って代表番号へかけ直す

本物か迷った時は通話を切り、自分で調べた警察署の公式代表番号へかけ直すことが、最も確実で最強の防衛策となります。

本記事で提供する情報は一般的な防犯および啓発を目的としており、法的なアドバイスを構成するものではありません。個別のトラブルや事件に関しては、必ず最寄りの警察署や弁護士などの専門家にご相談ください。身の危険を感じる緊急時は、迷わず110番に通報してください。